ExcelやWordなど、多くのWindowsのアプリケーション(アプリ)では、[Ctrl]キーを押しながら[z]キー([Ctrl]キー+[z]キー)を押すと直前の操作を取り消して、元に戻すことができます。
Windowsで操作をしていて「しまった」と思うことは必ずあると思います。
このショートカットキーを覚えておくと、さまざまな場面で役に立ちます。
※かなり多くのアプリで使える操作ですが、中には使えないものもあります。実際に試してみてください。

Youtubeの動画もあります。
例えば、Excelでは、
1. | セルの文字を赤色にします。 |
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2. | [Ctrl]キー ![]() ![]() |
→ | 操作が取り消され、文字が赤色から黒色に戻ります。 |
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例えば、Wordでは、
1. | 何か文字を入力します。 |
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2. | [Ctrl]キー ![]() ![]() |
→ | 文字の入力が取り消され、入力した文字が消えます。 |
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こんなことに気をつけてください
- [Ctrl]+[Z]は「元に戻す(Undo)」機能です。ほとんどの操作(入力、削除、書式変更など)を取り消すことができます。
- [Ctrl]+[Z]を複数回押すと、さらに過去の操作までさかのぼって取り消すことが可能です。最大100回まで操作をさかのぼって取り消すことができます。ただし、通常は100回までさかのぼれますが、システムメモリの状態やExcelのバージョンによって異なる場合があります。
- 連続した作業は、一括で元に戻ることがあります。また、複数の操作が1回の操作でまとめて取り消されることがあります(例:オートフィル、複数セルの貼り付けなど)。
- 間違って操作を取り消しすぎた場合は、[Ctrl]+[Y]で「やり直し(Redo)」が可能です。
- ファイルを保存して閉じると、再度開いたときには操作の履歴はすべて失われています。ファイルを保存して閉じた後は、「直前操作を取り消す」ことができなくなりますので注意してください。
- 直前の操作の取り消し(Undo機能)は便利ですが、利用できないこともあります。Undo機能に頼るだけではなく、こまめに保存して、いつでも少し前の状態に戻れるようにする習慣をつけましょう。