Windowsのアプリケーション(アプリ)では、複数の項目をまとめて処理するケースが多くあります。
いくつかのファイルをまとめて削除したり、Excelで複数のセルに色を付けたりする場合などです。
ここでは、処理する項目が連続しているときに、まとめて選択する操作について説明します。

Youtubeの動画もあります。
この状態から始めます

この通りに操作してください
1. | 選択する範囲の先頭の項目をクリックします。 |
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2. | キーボードの[Shift]キー ![]() |
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→ | 先頭から最後までの項目がまとめて選択されます。 |
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こうなりました

こんなことに気をつけてください
- グループ化されているオブジェクトなどは、予想外に多くの項目を選択してしまうことがあります。この場合は、グループを解除するか、まとめて選択する以外の方法を考えてください。
- 項目の並び順に規則性がない場合は、意図しない範囲が選ばれることがあるため注意が必要です。
- クリック前に[Shift]キーを押すのではなく、「先頭を選択 → [Shift]キーを押す → 最後をクリック」の順で操作するとミスが減ります。
- [Shift]キー+クリックのほかにも、[Ctrl]キーを使うことで連続していない項目の選択が可能です。
- エクスプローラーで複数のファイルやフォルダーを選択する際にも、[Shift]キーによる選択が活用できます。
- 選択中に意図せずドラッグしてしまうと、ファイルの移動やコピーになることがありますのでご注意ください。
- 一度に多くの項目を選ぶと画面外に広がることがあります。スクロールしながら選択内容を確認しましょう。
- [Shift]キー操作と他のキーの違いは次のとおりです。
[Shift]キー:連続した範囲の選択(ファイル・テキスト・リストなど)
[Ctrl]キー:複数の非連続項目の選択(例:1行目と3行目だけなど)
[Alt]キー:特定のアプリで「列選択」や「ウィンドウ移動」などに使われる(Wordでは縦書き列の選択など) - [Shift]キーを使いこなすと、ドラッグ操作よりも正確かつ効率的に複数項目を扱えるため、作業スピードが格段に上がります。
- 多くのアプリケーションでは、選択された項目が色で強調表示されます。これを見て誤選択がないか都度確認する癖をつけましょう。