大きな表の場合、スクロールして最後のセルまで移動するだけで面倒ということがあります。しかし、表の最後に移動したい場合があることも珍しくありません。
ここでは、1回の操作で表の最後まで移動する操作について説明します。
※正確には、ワークシートに入力されている一番右と一番下のデータの交点のセルに移動しますが、これでは意味がよくわからないと思います。実際にやってみてください。たいていの場合、表の右下のセルになります。

Youtubeの動画もあります。
この状態から始めます

この通りに操作してください
1. | [End]キー ![]() |
※ | セルの位置はどこでもかまいません。 |
→ | ワークシートの左下に「Endモード」と表示されます。 |
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2. | [Home]キー ![]() |
→ | 表の最後(右下)のセルが選択されます。 |
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こうなりました

こんなことに気をつけてください
- [End]キーを押すと、Excelは一時的に「Endモード」になります。次に押すキーで初めて移動が行われるため、「End」キー単体では動きません。
- 「Endモード」は一時的に有効になる入力モードで、次に押すキーによって動作が決まります。「Endモード」は一度キー入力を行うと解除されます。
- [End]キーを押しただけでは移動は行われません。次に押すキーが重要です。
- [End]キーを押し、[Home]キーを押す操作は、現在のデータ範囲の最終セル(右端かつ下端)に移動するショートカットとして使われます。ただし、表(データ)の形や空白セルの有無によって、到達するセルが異なる場合があります。実際にいろいろな表を使って試してみてください。
- 「表の最後に移動する」操作は、空白セルが含まれていない表に対して最も正確に機能します。
- 空白行や空白列が途中にあると、そこまでで停止することがあります。
- ノートPCなどで[End]キーや[Home]キーが[Fn]キーと組み合わせになっている場合は、[Fn]キー+対象キーの同時押しが必要な場合があります。ノートPCなどのキー操作については、いくつかのパターンがあります。
- [End]キーを押さずに[Home]キーだけを押すと、「現在の行の先頭(列A)」に移動します。