例えば、新年度に前年度と同じ表を作成するケースはよくあります。
そのようなときは、前年度のワークシートをコピーして、必要な部分だけを修正・削除して新年度のワークシートを作ります。
新しく作成する必要がなく、間違いも起こりにくくなります。
ワークシートは、ドラッグで簡単にコピーできます。

Youtubeの動画もあります。
この状態から始めます

この通りに操作してください
1. | ワークシート左下のシート名「20XX年度」にマウスポインタを合わせます。 |
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2. | マウスの左ボタンを押し、そのまま押し続けます。 |
→ | マウスポインタの形が ![]() |
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3. | キーボードの[Ctrl]キーを押します。 |
→ | マウスポインタの形が ![]() |
※ | 「+」マークが、コピーを表しています。 |
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4. | そのまま「20XX年度」の右にドラッグし、▼がシート名の右に移動したことを確認して、マウスの左ボタンを離します。 |
5. | 次に、キーボードの[Ctrl]キーを離します。 |
※ | マウスの左ボタンを離す前にキーボードの[Ctrl]キーを離すとコピーではなく移動になりますのでご注意ください。 |
→ | シートがコピーされ、新しいシート「20XX年度(2)」が表示されます。 |
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※ | このあと、シート名を変更してください。 |
こうなりました

こんなことに気をつけてください
- シート見出しは、通常 Excel画面の左下に表示されています。見えない場合は、スクロールバーを使って確認しましょう。
- 「+」マークが、コピー操作であることの目印です。
- シート名の文字そのものではなく、シートタブの空白部分をクリックすると操作がしやすくなります。
- 三角マーク(▼)がどこに表示されているかで、コピー先が判断されます。マークが出ていない場合は一度ドラッグをやめて、再度操作をやり直しましょう。
- シートが保護されていたり、ブック自体が読み取り専用になっているとコピーできない場合があります。まずはブックの状態を確認してください
- 不要なExcelファイルを使って、いくつかのシートを移動・コピーしてみると、感覚をつかみやすくなります。
- ドラッグ中にマウスポインタが見えにくい場合は、拡大表示(ズーム)を調整して見やすくする(100~125%程度がおすすめ)と便利です。
- シートが多い場合は、論理的な並び順(例:「1月」「2月」「3月」など)に揃えると後で見やすくなります。
- 必要に応じて見出しシート(目次)を作ることで、大規模なブックでもナビゲーションが容易になります。
- シートの名前を変更していない場合(例:Sheet1, Sheet2)は、操作ミスが起きやすいので、用途に合わせてわかりやすい名前を付けておきましょう。
- [Ctrl]キーを押さないでドラッグすると、シートを移動することができます(元のシートは残りません)。