2つのセルに入力済みの数値を使ってわり算を実行します。
ここでは、合計金額を人数で割って1人当たりの金額を計算する例で説明します。
セルC2(合計金額)をセルC3(人数)で割って、1人当たりの金額をセルC4(1人当たり)に入力します。

Youtubeの動画もあります。
この状態から始めます

この通りに操作してください
1. | わり算の結果を入力するセル(ここではC4)に移動します。 |
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2. | キーボードの ![]() ![]() |
→ | セルに「=」と表示されます。 |
※ | これからセルに数式を入力します、という合図です。 |
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3. | キーボードの ![]() |
→ | 2つ上のセル(C2)が選択され、点線で囲まれます。 |
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4. | そのまま ![]() |
→ | セルC4に「=C2/」と表示されます。 |
※ | 「÷」ではなく「/」を使います。 |
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5. | キーボードの ![]() |
→ | 1つ上のセル(C3)が選択され、点線で囲まれます。 |
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6. | キーボードの ![]() |
→ | 1人当たりの金額が計算され、セルC4に「\500」と表示されます。 |
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こうなりました

こんなことに気をつけてください
- 計算結果を表示するセルに数式を入力します。上記の操作例では、「C2の値÷C3の値」の計算結果をC4に表示します。
- Excelでは、「=(イコール)」を入力すると、セル内で計算(数式)を開始することを意味します。「=」を入力しないと、普通の文字列として扱われ、計算されません。
- わり算は「/(スラッシュ)」で行います。「÷」記号(記号として表示されるだけで計算には使えません)や「ひらがな入力」モードでは正しく動作しません。
- 計算式を入力したセルを選択すると、上部の数式バーに「=C2/C3」のように数式が表示されます。数式が正しいか確認する際は、ここを見ましょう。
- 「=」を入力しても数式として認識されない場合は、セルが文字列形式になっている可能性があります。文字列になっているときは、表示形式を「標準」または「数値」に変更してください。
- 結果が「0」になる場合は、C2またはC3の値(上記の操作例)を再確認してください。特に、数値が文字列として入力されている場合は注意が必要です。
- セルに直接計算式を入力することもできます。上記の操作例では、矢印キーでセルを参照していますが、「=C2/C3」と直接入力しても同じ結果になります。慣れている人にはこちらの方が早い場合もあります。
- Excelでは、誤った数式の一部を自動で修正されることがあります(例:閉じ忘れた括弧など)。ただし、思わぬ動作をすることもありますので、入力後は数式バーで確認しましょう。