日付を入力すると、デフォルト(最初の状態)では、「XXXX/XX/XX」という形式で表示されます。これを「XXXX年XX月XX日」の形式に変更します。
※「XXXX/XX/XX」や「XXXX年XX月XX日」のような形式を「表示形式」といいます。セルに入力されている内容は同じですが、それをどのような形式で表示するか指定します。
ここでは、[ホーム]タブの[数値]グループを使って表示形式を変更する操作について説明します。

Youtubeの動画もあります。
この状態から始めます

この通りに操作してください
1. | 日付の表示形式を変更する範囲をドラッグします。 |
![]() | |
2. | [ホーム]タブの[数値]グループにある[日付]と表示されているボックスの右にある ![]() |
![]() | |
→ | 表示形式の一覧が表示されます。 |
![]() | |
3. | 「長い日付形式」をクリックします。 |
![]() | |
→ | 選択した範囲が長い日付形式で表示されます。 |
![]() |
こうなりました

こんなことに気をつけてください
- 複数のセルを選択する場合、[Ctrlキ]ーや[Shift]キーも使えます。
- 「長い日付形式」では、選択したセルの内容が「2023年2月1日」のような形式で表示されます。ただし、「長い日付形式」はシステムの日付設定に依存します。表示される形式(曜日の有無、月日の順番など)は、Windowsの地域設定によって異なります。
- 対象となるデータは、「日付」として入力されている必要があります。数字のように見えても、実際には「文字列」として入力されていると、表示形式を変更しても反映されません。
- 対象となるデータが「日付」でないと意図しない表示になります。例えば、「20230201」のような連続数字を日付と認識させるには、セルに「2025/06/27」と入力するか、表示形式を「日付」に変更した上でExcelが自動認識するようにします。
- 表示形式の変更は、「見た目」だけです。入力されているデータ自体は変わりません。表示形式を変えても、セルに入力されている値(シリアル値)は変更されません。例えば、セルに「2023/2/1」と入力されている場合、「長い日付形式」に変更しても、数式バーには元の日付がそのまま表示されます。
- Excelでは、日付は「1900年1月1日」を「1」とする連番(シリアル値)で管理されています。この日付のシリアル値を理解すると、さらにわかりやすくなります。
- セルに「#####」と表示されたり、「1900年1月0日」などおかしな日付が表示される場合は、次のように対処してください。
セルの幅が足りない → セルを広げてください。
無効な日付(例:「2023/13/45」など)が入力されている → 正しい日付を入力し直してください。
文字列として扱われている → データ形式を「日付」に変換してください。