連続したセルの数値の平均値を計算します。
ここでは、品目Aの「1日」(C4)から「5日」(G4)までの数値の平均値を「平均」(H4)に入力します。

Youtubeの動画もあります。
この状態から始めます

この通りに操作してください
1. | セルH4をクリックします。 |
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2. | [ホーム]タブの[編集]グループの[Σ]![]() ![]() |
※ | [ΣオートSUM]![]() |
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→ | 関数の一覧が表示されます。 |
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3. | [平均(A)]をクリックします。 |
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→ | すぐ左のセルC4~G4が点線で囲まれ、セルH4に「=AVERAGE(C4:G4)」と表示されます。 |
※ | 平均を計算する関数は、「AVERAGE(アベレージ)関数」です。 |
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4. | [ホーム]タブの[編集]グループの[Σ]![]() |
※ | 今度は下矢印 ![]() ![]() |
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→ | 入力が確定し、セルH4に平均の計算結果が表示されます。 |
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こうなりました

こんなことに気をつけてください
- 「平均」を求める関数は「AVERAGE関数」と呼ばれ、数値の合計を個数で割った結果を返します。
- [Σ]は合計(SUM)がデフォルトになっていますが、他の関数(AVERAGE、COUNTなど)にも切り替え可能です。
- [ΣオートSUM]は、Excelのバージョンやウィンドウの幅によって、表示が省略されていることがあります。その場合は、ウィンドウサイズを広げるか、リボンメニューを確認してください。
- 対象となる範囲が正しく選択されているか必ず確認しましょう。例えば、C列~G列に数値が入っていない場合は正しい平均値が出ません。
- 空白セルは無視されます(平均の母数には含めません)。
- 文字列(例:’N/A’ や ‘ー’)は無視されます。エラーが出ることはありません。
- エラー値(例:#DIV/0!)が含まれると、関数全体がエラーになります。
- 数値が「0」のセルと空白は違います。「0」は平均の対象としてカウントされます。一方、空白セルは対象外です。
- AVERAGE関数で自動的に選択される範囲は、Excelが「推測」するだけです。行や列の途中に空白があると、正しい範囲を選択しないことがあります。自動選択後に、自分で範囲を確認・修正しましょう。範囲選択の自動化に頼りすぎないようにしてください。
- 計算結果が「四捨五入されている」ように見えても、セル内の数値は小数点以下まで保持されている可能性があります。その場合は、見た目と計算結果が異なりますので注意してください。