列幅（セル幅）を変更する（ドラッグ編）｜Excel Tips

入力していたら、表示が「#######」となってしまい、困ったことはありませんか。
数値や式が列の幅に収まらないと「#######」と表示されます。
列幅（セル幅）を広げると、正しい数値が表示されるようになります。
ここでは、列見出しの右側の境界をドラッグして列幅（セル幅）を変更する操作について説明します。

この状態から始めます

この通りに操作してください

１．	列幅（セル幅）を変更する列（ここではE列）の列見出しの右側の境界にマウスポインタを合わせます。
→	マウスポインタの形が に変わります。
２．	マウスの左ボタンを押し、そのまま右にドラッグします。
→	列幅（セル幅）が広がります。
※	左にドラッグすると、列幅（セル幅）が狭まります。
３．	適当なところで、ドラッグを終了します。
→	「#######」の表示が、数値に変わります。
※	「#######」のまま変わらない場合は、もう一度ドラッグしてください。

こうなりました

こんなことに気をつけてください

• 選択した列にデータがないと、幅の変化がわかりにくいことがあります。何らかのデータが入っている列で試すと、効果が確認しやすいでしょう。
• 数値のセルで「#######」と表示される場合、これは「エラー」ではなく、列幅が足りないだけです。列幅を広げれば表示されます。
• 複数列を一度に変更したい場合は、列見出し（例：E列、F列、G列など）を複数選択してから、いずれかの列の境界線をドラッグしてください。
• 列幅の自動調整（内容にぴったり合わせる）をしたい場合は、境界をダブルクリックします。
• 複数のセルを結合していると、ドラッグでの調整がうまく反映されないことがあります。特に、結合セルの一部だけの列幅を変えても、見た目には反映されないことがあるので注意しましょう。
• セルの表示形式が「数値」や「日付」などになっていると、「#######」が表示されやすくなります。必要に応じて表示形を変更してください。
• 列幅を調整しても、行の高さには影響ありません。文字が複数行にわたっている場合は、行の高さもあわせて調整する必要があります。
• ［Ctrl］キーを押しながら列見出しをクリックすると、離れた列を複数選択できます。選択した列を一括して同じ幅に設定できます。
• Excelの列幅は、「文字数」に基づいています（例：幅「8.43」は、標準フォントで8.43文字分の幅）。ピクセル数ではなく、「表示できる文字数」が基準なので、フォントや文字サイズによって見え方が変わります。