計算する（かけ算）（キーボード操作編）｜Excel Tips

２つのセルに入力済みの数値を使ってかけ算を実行します。
ここでは、りんごの合計金額を計算する例で説明します。
セルＣ３（単価）とセルＤ３（個数）を掛けて、合計金額をセルＥ３（合計）に入力します。

この状態から始めます

この通りに操作してください

１．	かけ算の結果を入力するセル（ここではＥ３）に移動します。
２．	キーボードの［Ｓｈｉｆｔ］キー を押しながら［ ＝－ほ ］キー を押します。
→	セルに「＝」と表示されます。
※	これからセルに数式を入力します、という合図です。
３．	キーボードの［←］キー を２回押します。
→	２つ左のセル（Ｃ３）が選択され、点線で囲まれます。
４．	そのまま［＊］キー を押します。
→	セルＣ３に「=C3*」と表示されます。
※	「*」はかけ算を表しています。「×」と同じ意味です。
５．	キーボードの［←］キー を押します。
→	１つ左のセル（Ｄ３）が選択され、点線で囲まれます。
６．	キーボードの［Ｅｎｔｅｒ］キー を押します。
→	合計金額が計算され、セルＥ３に「\200」と表示されます。

こうなりました

こんなことに気をつけてください

• 現在選択されているセル（アクティブセル）は、太い枠線で囲まれています。
• 計算結果を表示するセルに数式を入力します。上記の操作例では、「Ｃ３の値×Ｄ３の値」の計算結果をＥ３に表示します。
• Excelでは、「＝（イコール）」を入力すると、セル内で計算（数式）を開始することを意味します。「＝」を入力しないと、普通の文字列として扱われ、計算されません。
• かけ算は「＊（アスタリスク）」で行います。「×」記号（記号として表示されるだけで計算には使えません）や「ひらがな入力」モードでは正しく動作しません。
• 計算式を入力したセルを選択すると、上部の数式バーに「=C3*D3」のように数式が表示されます。数式が正しいか確認する際は、ここを見ましょう。
• 「＝」を入力しても数式として認識されない場合は、セルが文字列形式になっている可能性があります。文字列になっているときは、表示形式を「標準」または「数値」に変更してください。
• 数式が正しくても、セルの表示が「#######」のようになることがあります。これは、セルの幅が狭くて表示しきれないだけです。
• セルに直接計算式を入力することもできます。上記の操作例では、矢印キーでセルを参照していますが、「=C3*D3」と直接入力しても同じ結果になります。慣れている人にはこちらの方が早い場合もあります。
• Excelでは、誤った数式の一部を自動で修正されることがあります（例：閉じ忘れた括弧など）。ただし、思わぬ動作をすることもありますので、入力後は数式バーで確認しましょう。