表を見やすくするために、罫線で囲む操作について説明します。
ここでは、表のすべてのセルに同じ線(格子罫線)を引きます。

Youtubeの動画もあります。
この状態から始めます

この通りに操作してください
1. | 格子罫線で囲む表を選択(表の左上から右下までドラッグ)します。 |
→ | 選択した範囲が反転表示されます。 |
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2. | [ホーム]タブの[フォント]グループの ![]() ![]() |
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→ | 罫線のメニューが表示されます。 |
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3. | [格子(A)]をクリックします。 |
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→ | 格子罫線が表示されます。 |
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4. | どこかのセルをクリックします。 |
→ | 反転表示が解除されます。 |
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こんなことに気をつけてください
- 「格子」はすべてのセルの境界線に線を引くオプションです。罫線の色や太さを変更したい場合は、罫線のメニューの[その他の罫線(M)]からカスタマイズ可能です。
- 背景に色を付けている場合は、細い罫線が見えにくくなることがあります。太線や色変更で視認性を高めることもおすすめです。
- タイトル(見出し)も罫線で囲むかどうかは意図に応じて決めましょう。強調したい場合は、タイトルにだけ太線を使うと見栄えがよくなります。
- すでに設定されている罫線がある場合に「格子」罫線を引くと上書きされますので注意してください。
- Excelには「表示だけされるグリッド線」と「印刷される罫線」があります。格子罫線は印刷可能な罫線ですが、グリッド線(Excelの初期表示にある薄い線)は印刷時には出力されません。印刷で見えるようにするには、「格子罫線」を必ず使う必要があります。印刷するときには、事前に印刷プレビューで確認する習慣をつけてください。
- セルの塗りつぶし色と罫線の色が似ていると見えにくくなります。
- 隣接する表との区別を付けたい場合は、背景色(塗りつぶし)と罫線の併用がおすすめです。例えば、見出し行は薄いグレー、データ部は白、合計行は薄い青など。
- 罫線を引いても、文字が端に寄っていると見づらくなります。文字の配置を工夫してください。
- 罫線を使って表を見やすくしつつ、数値の大小で背景色を自動変更するなど、条件付き書式と組み合わせると、視認性や分析力が大幅に向上します。